韓国ワインテイスティングなら永同へ。知られざるワインの産地を訪ねて

韓国旅行といえばソウルや釜山が定番です。でも、少し足を延ばすと、ワインで有名な街があることをご存知でしょうか。忠清北道(チュンチョンブクド)に位置する永同(ヨンドン)は、韓国を代表するワインの産地。韓国ワインテイスティングを目的に訪れる旅行者が増えているこの街のシンボル的な存在が、今回ご紹介する永同ワイントンネルです。

実際に訪れてみると、韓国でこれほど本格的なワインテイスティングができるとは思っていなかったので、良い意味で期待を裏切られました。ワインに詳しくない方でも十分楽しめる内容で、同行者と一緒に各ワインの味を比べながら歩いた時間はとても充実していました。

永同ワイントンネルは、忠清北道永同郡のレインボーヒーリング観光地内にある全長420メートルの施設で、10のテーマゾーンにわたって韓国ワイン文化を体験できます。大人入場料は5,000ウォン(約530円)です。

項目詳細
施設名永同ワイントンネル
住所忠清北道永同郡永同邑永同ヒーリングロ30
営業時間10:00〜18:00
定休日月曜日
入場料(大人)5,000ウォン(約530円)
入場料(青少年・軍人・シニア)4,000ウォン(約420円)
入場料(子ども 満7〜12歳)1,000ウォン(約105円)
入場料(永同郡民)3,000ウォン(約315円)
チケット購入当日現地のみ(事前予約不可)
為替レート目安1円=9.5ウォン

韓国にも、ワインの産地があります

フランスやイタリアのワインは世界的に知られていますが、韓国にもワインの産地があることはあまり知られていません。永同郡はブドウの生産量が韓国国内でも有数の地域で、地元農家が丹精込めて作った韓国ワインが数多く生産されています。

気候と土壌に恵まれたこの地域では、シャインマスカットをはじめとするさまざまな品種が栽培されており、甘口から辛口まで個性豊かなワインが揃っています。韓国ワインテイスティングを目的に、わざわざ永同を訪れる旅行者も増えてきています。

忠清北道永同にある永同ワイントンネルの入口

永同ワイントンネルとは

永同ワイントンネルは、永同郡のレインボーヒーリング観光地の中に造られた、全長420メートルの体験型観光施設です。自然にできた洞窟ではなく人工的に掘られたトンネルですが、その分、快適な環境と充実した展示が整っています。

入口のブドウ畑をモチーフにしたゲートをくぐると、ワインの歴史や文化を学べる10のテーマゾーンが続きます。見学ルートは一方通行で、入口から入ってレストランを経由し、反対側の出口へと進む流れになっています。途中で引き返すことはできないため、入場前にトイレを済ませておくことをおすすめします。

アクセス

出発地経路所要時間料金
ソウル駅ムグンファ列車 → 永同駅下車 → 徒歩約1.2km
(約20分)
約3時間10分13,700ウォン
(約1,440円)
釜山駅ITX(セマウル)ソウル方面 → 永同駅下車 → 徒歩約1.2km(約20分)約3時間22,200ウォン
(約2,335円)

10のテーマゾーンを歩く

ゲートをくぐると、テーマごとに区切られたゾーンが続きます。展示の流れに沿って自然に進んでいけるので、ワインの知識がなくても迷わず楽しめます。

ブドウ畑の旅 永同で栽培されているブドウの品種や栽培過程を紹介するゾーンです。ワインの原点となるブドウへの理解が深まり、その後のゾーンをより楽しむための入口になっています。

永同ワインの紹介パネル展示

ワイン文化館 古代から現代に至るまでのワインの歴史が、わかりやすいビジュアルで展示されています。子どもにも伝わる工夫がされており、家族連れにも好評のゾーンです。ワイン初心者でも「なるほど」と感じられる内容になっています。

永同ワイン館 個人的に最も興味深かったのがこのゾーンです。永同が韓国を代表するワイン産地として発展してきた背景と、地元農家が生産するワインの個性や種類が紹介されています。展示されているボトルを眺めながら、後のテイスティングへの期待が高まりました。

世界ワイン館 フランス、イタリア、スペインなど、世界各地のワイン産地とその特徴を紹介するゾーンです。各国のワイン文化を俯瞰しながら、永同ワインの独自性を改めて実感できる構成になっています。

永同ワイントンネルでのテイスティング用グラス

ワインレストラン トンネルの中間地点にレストランがあります。別途料金を支払うと永同ワインが飲み放題で楽しめるほか、ワインアイスクリームという珍しいデザートも提供しています。今回は時間の都合で立ち寄れなかったのですが、次回は必ず寄りたいと思っています。

ワインテイスティングエリア レストランとは別に、テイスティングができるエリアも設けられています。地元農家が生産した永同ワインを数種類試飲できます。詳しくは次のセクションでご紹介します。

その他のゾーンには、フォトゾーン、イベントホール、ワイン醸造に関する体験展示なども含まれています。

永同ワイントンネルのテイスティングエリア内部

ワインテイスティング体験

テイスティングエリアでは、永同の農家ワインを実際に試飲することができます。私は3種類を飲み比べました。シャインマスカットを使った「ソゲリシャイン」、辛口の「ル・ボカージュドライ」、そして甘口の「鳳凰スイート」です。

普段は甘口や白ワインしか飲まない私ですが、ル・ボカージュドライがとても口に合いました。辛口ワインは苦手だと思っていた先入観が、この一杯で変わりました。テイスティングエリアではワインの色・香り・味わいの見方も教えてもらえるので、ワインを飲み慣れていない方にもおすすめです。

ワインを選ぶ際のポイントとして、展示エリアで受賞歴のあるワインを確認しておくと参考になります。ただ、自分に合うワインは実際に飲んでみないとわからないもの。スタッフの方に気軽に質問できる雰囲気なので、積極的に声をかけてみてください。

永同ワイントンネルで販売されている韓国産ワイン

ワイン購入のコツ

テイスティング後は、施設内のショップでワインを購入できます。選び方の参考に:

目的おすすめ
ワイン初心者白ワインやロゼなど軽めのもの
しっかりした味わいが好みの方赤ワインやオーク樽熟成ワイン
贈り物にラベルが洗練されたもの、化粧箱入り
普段飲みにコストパフォーマンスの良い定番ワイン

テイスティングで気に入ったワインをスタッフに伝えると、ショップで同じものや近い味わいのものを案内してもらえます。受賞歴の情報もトンネル内に掲示されているので、選ぶ際の目安にしてみてください。

永同ワイントンネルの一方通行トンネル通路フォトゾーン

フォトスポット

トンネル内は照明や装飾が凝っており、各ゾーンで写真映えするスポットが点在しています。入口のブドウ畑ゲート、テーマゾーンごとのインスタレーション、一方通行のトンネル通路など、雰囲気のある写真が撮れます。専用のフォトゾーンも設けられているので、ぜひ活用してみてください。

一方通行のルートのため、気になるスポットでは立ち止まって撮っておくのがおすすめです。通り過ぎると戻れません。

永同ワイントンネルショップの韓国ワインラインナップ

韓国ワインフェスティバル

毎年5月に永同で「大韓民国ワインフェスティバル」が開催されます。全国各地のワインが一堂に集まるイベントで、テイスティングや購入が楽しめます。フェスティバルの時期に合わせて永同ワイントンネルも訪れると、より充実した韓国ワイン体験ができるのでおすすめです。

まとめ

ソウルや釜山とは違う、韓国の別の顔を見たいという方に、永同はぴったりの目的地です。韓国にワインの産地があることを知らずに旅行を終える方が多い中、永同ワイントンネルは韓国ワインテイスティングの入口として、わかりやすくよく整備された場所です。

入場料は手頃で、電車でのアクセスも難しくありません。ワインに詳しくなくても十分楽しめる構成になっているので、韓国ワインテイスティングの第一歩として、ぜひ旅行の候補に入れてみてください。

永同ワインの公式プロモーション素材

永同ワイントンネルの営業時間と定休日は?

営業時間は10:00〜18:00です。定休日は毎週月曜日となっています。月曜日にご旅行の予定がある場合は、日程の調整をおすすめします。

チケットは事前に予約できますか?

事前予約はできません。チケットは当日現地のみで購入できます。窓口のほか、セルフサービスのキオスク端末も設置されているので、混雑時でもスムーズに入場できます。

入場料はいくらですか?

大人は5,000ウォン(約530円)、青少年・軍人・シニアは4,000ウォン(約420円)、満7〜12歳の子どもは1,000ウォン(約105円)、永同郡民は3,000ウォン(約315円)です。為替レートの目安は1円=9.5ウォンです。詳しい割引条件は公式サイトでご確認ください。

ソウルや釜山からのアクセス方法を教えてください。

ソウル駅からはムグンファ列車で永同駅まで約3時間10分、運賃は13,700ウォン(約1,440円)です。釜山駅からはITX(セマウル)列車のソウル方面行きに乗り永同駅で下車、所要時間は約3時間、運賃は22,200ウォン(約2,335円)です。永同駅から施設まで徒歩約1.2km(約20分)です。

トンネル内でワインのテイスティングはできますか?

はい、できます。テイスティング専用エリアでは永同の農家ワインを数種類試飲できます。また、トンネル中間地点にあるワインレストランでは、別途料金でワインの飲み放題も楽しめます。ワインアイスクリームなど珍しいメニューもあります。

永同ワインフェスティバルはいつ開催されますか?

毎年5月に「大韓民国ワインフェスティバル」が永同で開催されます。全国各地のワインが集まるイベントで、テイスティングや購入が楽しめます。フェスティバルに合わせて永同ワイントンネルも訪れると、より充実した旅になります。

ワイン初心者でも楽しめますか?

はい、十分楽しめます。テーマゾーンはワインの知識がなくても理解できる展示内容になっており、スタッフが丁寧に案内してくれます。テイスティングエリアでは飲み比べを通じて自分の好みのワインを見つける楽しさも味わえます。甘口から辛口まで幅広い種類が揃っているので、初めての方でも安心です。

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