5歳の息子と下関を旅していて、水族館や市場、展望タワーとひと通り回ったのですが、どこへ行っても息子の視線はずっと同じ方向を向いていました。海沿いに立つ、大きな観覧車です。結局その視線に従って歩いていったら、はいからっと横丁(はい!からっと横丁)という入場無料の小さな遊園地にたどり着きました。まったくの予定外でした。
はいからっと横丁は、下関市の唐戸エリア・あるかぽーと地区にあります。海響館のすぐ隣で、唐戸市場からは徒歩6分ほど。カモンワーフも含め、このあたりの主要な観光スポットが徒歩圏内にまとまっているので、唐戸周辺を観光する流れで自然と立ち寄れる場所です。
目次
【基本情報】下関「はいからっと横丁」の営業時間・定休日・料金・アクセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | はい!からっと横丁 |
| 住所 | 〒750-0036 山口県下関市あるかぽーと1番40号 |
| 入園料 | 無料 (アトラクションは個別に料金が発生) |
| 定休日 | 毎週水曜日 (祝日は営業の場合あり。公式サイトで要確認) |
| 公式サイト | haikarat.com |
営業時間(2026年10月〜12月)
| 区分 | パーク全体 | 大観覧車 |
|---|---|---|
| 平日(月・火・木・金) | 11:00〜18:00 | 21:00まで営業 |
| 土日祝 | 10:00〜21:00 | パークと同じ |
| 水曜日 | 休園 | 休園 |
公式カレンダーでは祝日や季節によって特別営業日が設定されることがあり、天候によって予告なく変更される場合もあります。訪問前に公式サイトで最新の営業スケジュールを確認するのがおすすめです。私が訪れた日も、公式の休園日だったはずなのに翌日通りかかったら普通にオープンしていたので、現地確認が一番確実です。

園内を歩いてみた
入口をくぐると、まず目に入るのがふぐの像です。ふぐの街・下関らしく、園内のあちこちにふぐのキャラクター像が置かれていて、歩いているだけで楽しい雰囲気があります。

園内はかなりコンパクトで、ぐるっと一周歩いても15〜20分程度です。入口から奥まで全体が見渡せるくらいの広さで、アトラクションは全部で14種類。正直なところ、大人が楽しめる乗り物は大観覧車くらいで、それ以外はほぼ子ども向けです。ゆるやかなコースター、バッテリーカー、馬の代わりに海の生き物に乗るメリーゴーランド——そういったラインナップなので、大人だけで来た場合はアトラクションよりも、潮風の中を散歩しながら観覧車に乗るのがメインになるかと思います。子連れの場合は、この規模のほうがむしろ助かります。どこにいても子どもの姿が見えますし、待ち時間もほぼゼロでした。


親として気になったのが、施設の管理状態です。海沿いの遊園地は塩害で劣化が早く、塗装が剥がれていたり、乗り物が古びて安全面が心配になる施設も少なくありません。はいからっと横丁は2013年のオープンから10年以上経っていますが、定期的に整備が行われているようで、塗装もきれいですし、園内全体が清潔に保たれていました。各アトラクションの前には身長・体重制限が明確に掲示されており、スタッフの方も厳格にチェックしています。「厳しすぎる」という声もあるようですが、個人的にはその厳しさが安心材料でした。お子さんの身長が90cm〜120cmの範囲であれば、ほとんどのアトラクションで保護者の同乗が必要になるので、ご参考までに。

夫と息子はマジックバイクに乗りました。バイク型の乗り物が回転しながら傾く、小さなアトラクションです。見た目はそこまで激しくなさそうなのですが、乗っている人たちは叫んだり笑ったりしていて、なかなかの盛り上がりでした。1回300円で、息子にとってはこの日の下関旅行で一番の思い出になったようで、今でも話に出てきます。

ちなみに、マジックバイクは1両あたりの乗車重量制限が125kgのため、大人2人での同乗はできません。大人1人+子どもの組み合わせが基本です。
大観覧車 — 関門海峡を見下ろす7分間
大観覧車ははいからっと横丁のシンボルで、高さ約60m。唐戸周辺のどこからでも見えるこの観覧車が、ほとんどの来園者の目当てです。料金は1人700円ですが、ゴンドラ1台を貸切にするチケットもあり、こちらは2,000円で最大6名まで乗車できます。4名以上で来ている場合は、貸切のほうがお得です。

ゴンドラは追加料金なしで、床が透明なタイプか通常タイプかを選べます。スリルを味わいたい方は透明を、高所が苦手な方は通常を選んでください。スタッフの方に聞いたところ、ゴンドラ内にはエアコンが設置されているとのことで、真夏でも快適に乗れるそうです。
私たちは乗りませんでした。息子が高いところを怖がるタイプで、どれだけ景色がいいと説明しても首を横に振るばかりでした。ただ、地上からでも関門海峡の向こうに九州の海岸線が見え、関門橋の長いアーチも目に入りますので、乗らなくても十分に景色は楽しめます。
料金まとめ — チケット・フリーパス・セット券
主なアトラクションの料金
チケットは入口の券売所またはキオスク端末で購入できます(大観覧車の前にもキオスクがあります)。キオスクは現金のみ対応ですので、ICカードやクレジットカードは使えません。ご注意ください。
| アトラクション | 料金 | 利用条件 | 雨天OK |
|---|---|---|---|
| 大観覧車 | 700円 | 小学生以上1人可。 小学生未満は16歳以上の付き添い要 | ✓ |
| ファミリー・バナナ・コースター | 400円 | 120cm以上1人可。 95〜120cmは保護者同乗 | — |
| シューティングライド「バトル オブ アビス」 | 400円 | 小学生以上1人可。 小学生未満は保護者同乗 | ✓ |
| 360°超立体シアター「4Dキング」 | 400円 | 小学生以上1人可。 小学生未満は保護者同乗 | ✓ |
| SEAゴーランド (メリーゴーランド) | 300円 | 小学生以上1人可。 小学生未満は保護者同乗 | — |
| オーシャン・スインガー | 300円 | 4歳以上。 小学生未満は1人につき保護者1名要 | — |
| マジックバイク | 300円 | 120cm以上1人可。 90〜120cmは保護者同乗。1両125kg制限 | — |
小型のキディライド(100〜300円)、バッテリーカー(100〜200円)、ダウンタウン(200円・雨天OK)も現金で利用可能です。アミューズゾーン「ファンスポット」(100〜400円・雨天OK)も現金のみです。
全14アトラクションのうち、雨天時も営業しているのは大観覧車、シューティングライド、4Dキング、ダウンタウン、ファンスポットの5つです。強風などの悪天候時にはすべてのアトラクションが運休する場合がありますので、天候が不安定な日はスタッフに確認してから購入するのがおすすめです。

ワンデーフリーパス
| パスの種類 | 料金 |
|---|---|
| 保護者(16歳以上)1名+子ども(3歳〜小学生未満)1名 | 2,900円 |
| 小学生以上(1名) | 2,200円 |
| 3歳〜小学生未満(1名) | 1,300円 |
フリーパスは腕に装着するリストバンド式で、外すと無効になります。ダウンタウン、ファンスポット、現金取り扱い施設はフリーパスの対象外です。3歳〜小学生未満のお子さんは、すべてのアトラクションで保護者の付き添いが必要です。トレジャーコレクションはフリーパス利用で初回のみ半額(300円)で利用でき、2回目以降は通常料金の600円が適用されます。
以前は公式サイトの画面を券売所で提示すると割引が受けられるキャンペーンがありましたが、2026年9月30日をもって終了しています。今後同様のキャンペーンが実施される可能性もありますので、訪問前に公式サイトをチェックする価値はあります。
近隣施設とのセット券
はいからっと横丁の周辺施設では、大観覧車とのセット券が販売されています。複数のスポットを1日で回る予定がある場合は、かなりお得です。
| セット内容 | 大人 | 小中学生 | 幼児 |
|---|---|---|---|
| 海響館+大観覧車 | 2,800円 | 1,400円 | 900円 |
| 海峡ゆめタワー+大観覧車 | 1,100円 | — | — |
4名以上のグループであれば、セット券を個別に購入した上で、大観覧車はゴンドラ貸切(2,000円)を利用するのが最もお得な組み合わせです。
海響館は100種類以上のふぐの展示と、国内でも有数の規模のペンギン展示で知られる水族館で、はいからっと横丁から徒歩わずか3分です。子連れで訪問するなら、水族館と合わせて回るのが自然な流れです。アクセスや見どころについては別の記事にまとめています。
海峡ゆめタワーは唐戸エリアからバスで約10分の場所にある展望タワーで、高さ143mの展望室から下関と関門海峡を360度見渡すことができます。大観覧車とのセット券は1,100円で、両方を訪れる予定がある方にはお得です。
雨の日でも遊べる?
私たちが訪れた日はあいにくの雨で、屋外のアトラクションはほとんど利用できませんでした。ただ、入口近くに屋根付きの室内ゲームコーナーがあり、クレーンゲームや幼児向けの小さな遊具、アーケードゲームなどが揃っています。同じ建物内にコインロッカーと授乳室もありますので、小さなお子さん連れでも安心です。

食べ物に関しては、園内にホットドッグ、フライドポテト、ソフトクリーム、ドリンクなどの軽食スタンドがあります。大人向けには生ビールやノンアルコールビールも販売されていますので、子どもがアトラクションに乗っている間にのんびり待つこともできます。
いつ行くのがベスト?
大観覧車に乗るのが目的なら、午後の明るい時間帯がおすすめです。関門海峡や関門橋、対岸の九州の海岸線は、日光の下でこそくっきり見えますし、夕暮れ時にゴンドラの中から眺める景色は格別だと思います。平日はパークが18:00で閉まりますが、大観覧車だけは21:00まで営業していますので、夕方に到着しても乗ることは可能です。
一方、園内の雰囲気や写真撮影を楽しむなら、夜がおすすめです。大観覧車はLEDで色が変化するイルミネーションが点灯しますし、メリーゴーランドやコースターのレールも照らされて、昼間とはまったく違った雰囲気になります。海風に当たりながら園内を歩くだけでも十分に心地よい時間になります。

唐戸エリアで1日過ごす場合のおすすめの流れは、午前中に唐戸市場からスタートすることです。週末や祝日には、活きいき馬関街というイベントで地元の業者が寿司の屋台を出していて、海峡を眺めながら食べることができます。寿司の屋台はイベント開催日のみで、15時頃には終了します。その後、海響館や他の観光スポットを回って、日が傾き始める頃にはいからっと横丁に来れば、明るい時間に観覧車に乗って、そのままイルミネーションに切り替わるのを楽しめます。
まとめ
はいからっと横丁は、予定に入っていなかった場所でした。調べもしなかったし、計画もしていなかった。でも息子が観覧車を見つけて、ふらっと入って、気がついたら一番リラックスした時間を過ごしていました。アトラクションはやさしく、料金は手頃で、関門海峡の景色がすぐそこにあって、誰も急かさない。

園を出てすぐのところに、赤い二階建てのロンドンバスが展示された小さな海沿いの公園があります。レトロな見た目がフォトスポットとして人気で、多くの来園者がここで写真を撮っていました。近くにはスタバもあるので、コーヒーを片手に海峡を眺めながらひと息つくのも良い締めくくりです。

なお、はいからっと横丁と隣接する公園は2027年にリニューアルが予定されており、新しい施設や飲食店舗が追加される計画です。来年訪れる方は、今とは違った姿のはいからっと横丁を見ることになるかもしれません。
全国で地方の小さな遊園地が少しずつ姿を消していく中、関門海峡のほとりにひっそり残っているこの場所は、どこか懐かしくて、少し安心する空間でした。予定外の寄り道が、旅で一番記憶に残ることがあります。はいからっと横丁は、まさにそういう場所でした。
はいからっと横丁の気になる疑問を解決!子連れで行くときのよくある質問
はいからっと横丁の入園料はかかりますか?
入園料は無料です。アトラクションに乗る場合のみ、個別にチケットを購入する仕組みです。1回あたりの料金は100円〜700円で、券売所またはキオスク端末(現金のみ)で購入できます。園内を散策するだけなら、まったくお金はかかりません。
大観覧車の料金はいくらですか?グループ割引はありますか?
大観覧車の料金は1人700円です。ゴンドラ1台を貸し切る場合は2,000円で、最大6名まで乗車できます。4名以上で訪れる場合はゴンドラ貸切のほうがお得です。ゴンドラは追加料金なしで、通常タイプか床が透明なタイプかを選べます。すべてのゴンドラにエアコンが設置されています。
営業時間と定休日を教えてください。
毎週水曜日が定休日です。平日(月・火・木・金)はパーク全体が11:00〜18:00で営業し、大観覧車のみ21:00まで運営しています。土日祝はパーク全体が10:00〜21:00です。天候やイベントにより営業時間が変更になる場合がありますので、訪問前に公式サイト(haikarat.com)での確認をおすすめします。
ワンデーフリーパスはありますか?何が含まれますか?
ワンデーフリーパスがあります。保護者(16歳以上)1名+子ども(3歳〜小学生未満)1名のセットで2,900円、小学生以上は1名2,200円、3歳〜小学生未満は1名1,300円です。フリーパスはほとんどのアトラクションをカバーしますが、ダウンタウン、ファンスポット、現金取り扱い施設は対象外です。フリーパスはリストバンド式で、外すと無効になります。
海響館や海峡ゆめタワーとのセット券はありますか?
はい、2種類のセット券があります。海響館では大観覧車とのセット券を大人2,800円、小中学生1,400円、幼児900円で販売しています。海峡ゆめタワーでは大観覧車とのセット券を1,100円で販売しています。いずれもそれぞれの施設の窓口で購入でき、はいからっと横丁内では販売していません。
小さい子どもでも楽しめますか?
はい、園内の14のアトラクションのほとんどが子ども向けに設計されています。海の生き物に乗るメリーゴーランド、バッテリーカー、キディライドなど、幼児から楽しめるラインナップです。3歳〜小学生未満のお子さんは全アトラクションで保護者(16歳以上)の付き添いが必要です。各アトラクションの前に身長・体重制限が掲示されています。室内にはゲームコーナー、授乳室、コインロッカーもあります。雨天時も大観覧車、シューティングライド、4Dキング、ダウンタウン、ファンスポットの5つのアトラクションが営業しています。
昼と夜、どちらに行くのがおすすめですか?
大観覧車に乗るなら、関門海峡や関門橋、九州の海岸線がはっきり見える午後〜夕暮れ時がおすすめです。園内の雰囲気を楽しむなら、大観覧車のLEDイルミネーションが点灯する夜が見応えがあります。唐戸市場の活きいき馬関街イベント(寿司屋台は15時頃まで)と組み合わせる場合は、午前中に市場、午後に周辺観光、夕方にはいからっと横丁という流れが効率的です。


