暑さから逃げ込んだ先が映画の世界だった|子連れで過ごした釜山映画体験博物館の3時間

シネミュージアムのシネマブサン空間にあるメディアアートインスタレーション

外に10分いるだけで溶けそうな真夏の釜山。どこか涼しいところはないかと考えて思い出したのが、釜山映画体験博物館でした。韓国初の映画をテーマにした体験型複合施設で、子どもと一緒に入ったら、クロマキーでモンスターと戦い、AI … 続きを読む

韓国の古寺で出会った彼岸花 — 葉見ず花見ず、その先にあった樹齢1000年の銀杏と泣く伝説

宝石寺の入口で満開に咲く彼岸花の群生

日本の秋に何度も見てきた彼岸花が、韓国の山奥にある小さな寺でも咲いていました。同じ花のはずなのに、異国の古寺を背景にすると、どこか違う表情に見えます。宝石寺錦山は、忠清南道の山の中にひっそりと佇む寺院で、毎年秋になると境 … 続きを読む

テレビがない代わりにレコードがある。釜山・西面の路地裏で泊まった1920年代の韓国旅館

クッチェジャン旅館ラウンジ全景、開化期をテーマにした空間

西面の路地裏に、テレビのない宿があります。代わりに置かれていたのはLPレコードプレーヤー。クッチェジャン旅館釜山は、1920年代の韓国をテーマにしたレトロな空間で、プライベートジャグジーまで楽しめる、泊まること自体が体験 … 続きを読む

暑さしのぎに寄っただけなのに。釜山ミラクザマーケットで過ごした、想定外に長い一日の話

民楽港の防波堤から見たミラクザマーケットと漁船

広安里(クァンアンリ)と聞くと、まず海が浮かびます。砂浜と広安大橋、夕暮れ時のオレンジ色の空。それで十分なはずなのに、今回の釜山旅行ではビーチではなく、そのすぐ近くにある建物の中で大半の時間を過ごしてしまいました。ミラク … 続きを読む

皇南パンより気になった。慶州の韓屋ベーカリー「月池パン」で出会った塩パンの話

慶州の月池パン入口に飾られたマスコットキャラクター

慶州のお土産といえば、皇南パンやチャルポリパンが真っ先に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。あんこがぎっしり詰まった伝統的なお菓子は、もちろん間違いのない選択です。ただ、今回の旅で私が一番印象に残ったのは、それらとはまっ … 続きを読む

金烏ランド(亀尾)|消えゆく韓国の地方遊園地がまだここにあった

金烏ランドの全景(大観覧車、回転木馬など)

かつて韓国では、どんな小さな街にもひとつは遊園地がありました。テーマパークではなく、回転木馬とバイキングとバンパーカーがある、地元の人たちのための場所。日本でもデパートの屋上遊園地や地方のファミリーランドが次々と姿を消し … 続きを読む

大邱薬令市韓医薬博物館ガイド|370年の漢方市場と体験を無料で歩く

大邱薬令市韓医薬博物館の酒幕と韓方薬房の再現

大邱(テグ)は韓国でも極端な気候で知られる街です。夏は東南アジア以上に暑くなることがあり、冬は厳しい寒さが続きます。どちらの季節に訪れるにせよ、室内で過ごせる場所を事前に押さえておくことは、観光の快適さを大きく左右します … 続きを読む

花開市場(ファゲジャンター)|鮎と桜牡蠣、蟾津江の散歩道を歩く

花開市場で販売されている蟾津江産の桜牡蠣(ポッグル)

釜山から求礼へ向かうバスに乗ると、途中で必ず「花開市場(ファゲジャンター)」に停車します。ただし降りて見て回るほどの時間はなく、いつも「次こそちゃんと来よう」と思いながら通り過ぎていました。ようやくその機会が訪れたのは4 … 続きを読む

大成洞古墳群|王の上に王を重ねた丘 — 金海の無料ユネスコ遺産を歩く

大成洞古墳博物館の入口(金海市)

金海空港から軽電鉄に乗って25分ほど。小さな駅を降りて5分ほど歩くと、低い丘の手前に静かな博物館が現れます。目立つ記念碑もなければ、壮大な遺構もない。ただの芝生の丘に見えます。しかしこの丘の地下には、1世紀から5世紀にか … 続きを読む

釜山近現代歴史館|銀行の金庫が美術館に — 南浦洞の無料博物館を歩く

釜山近現代歴史館の第2展示室に展示された釜山の山腹道路ミニチュア

南浦洞の通りを歩いていると、つい見過ごしてしまいそうな建物があります。一見すると官公庁のような外観ですが、実はこの建物こそ旧韓国銀行釜山本部 — 釜山市指定文化財に登録された歴史的建造物なのです。そして今、その内部は釜山 … 続きを読む