ブラウンハンズ百済|釜山駅から徒歩2分、1920年代の旧病院で過ごす静かなコーヒータイム

ブラウンハンズ百済の座席と木枠の窓、暗い照明のインテリア

KTXの出発まであと1時間、あるいは国際フェリーターミナルへ向かうまで少し時間がある。そんなとき、釜山駅前のチェーン店に入ってなんとなく時間を潰す方は多いのではないでしょうか。実は駅の目の前、道路を渡ってすぐの路地の奥に … 続きを読む

バス停を乗り過ごしたら、赤い花の海が広がっていた — 内蔵山で出会った紅葉前の彼岸花

木漏れ日に照らされた内蔵山樹木園の彼岸花、初秋の井邑にて

内蔵山(ネジャンサン)といえば、韓国屈指の紅葉名所として知られています。10月末から11月にかけて山全体が赤と金に染まり、108本のカエデが作る紅葉トンネルを目当てに韓国中から人が押し寄せる、秋の定番スポットです。私が訪 … 続きを読む

秋の慶州で泊まった新築ホテルが想像以上だった(ジベルニホテル宿泊記)

ジベルニホテル慶州デラックスルームのダブルベッドと壁掛けスマートTV

秋の韓国を旅する中で、紅葉が美しい古都として知られる慶州(キョンジュ)に立ち寄りました。宿は高速バスターミナルから徒歩1分のジベルニホテル。2025年5月に開業したばかりの新築ホテルで、朝食無料・洗濯無料・マッサージチェ … 続きを読む

月映橋の夕暮れと「嘘の法事ごはん」 — 秋の安東で出会った400年の愛と、消えゆく祭祀料理の記憶

安東・50年のホッチェサパッセット — 真鍮の器に盛られた6種のナムル、ジョン、スープ、安東シッケ

秋の紅葉を追いかけて韓国の地方都市を巡る旅の途中、安東(アンドン)に立ち寄りました。午前中に陶山書院を歩き終え、釜山へ戻るバスまでまだ数時間。市内のカフェで時間をつぶしていたところ、隣に座っていた地元の方が「安東に来て月 … 続きを読む

千ウォン札の裏に描かれた風景を歩く — 秋の安東・陶山書院で出会った紅葉と静寂

陶山書院の高台から見渡す洛東江と秋の山並み(安東)

韓国旅行で何気なく手にした千ウォン札。裏面をよく見ると、木々に囲まれた静かな書院の風景が描かれていることに気づきます。その場所が実在し、誰でも歩いて見学できると知ったのは、安東を訪れてからのことでした。陶山書院は、朝鮮時 … 続きを読む

ミスターサンシャインのロケ地、南原ソド駅へ——1932年の木造廃駅と秋の銀杏並木に心を奪われた話

南原(ナムウォン)・西道(ソド)駅の秋の黄金色のイチョウとレトロな駅のパンフレット

秋の韓国をあてもなく旅していたときのことです。全羅北道の小さな街・南原(ナムォン)で、1932年に建てられたまま時が止まったような木造の廃駅に出会いました。南原ソド駅——日本でいえば、地方のローカル線にひっそりと残る木造 … 続きを読む

甘川文化村のすぐ上に、誰も知らない無料の博物館があった

釜山教育歴史館2階に展示されている近代化時代に工場で働く女性たちの写真資料

甘川文化村を歩き回って、人混みと坂道と夏の暑さにすっかり疲れ切っていたときのことです。駐車場のそばに小さな案内板が立っているのに気づきました。そこに書かれていたのが釜山教育歴史館という名前で、正直なところ、そのまま帰ろう … 続きを読む

水の中に沈む螺鈿漆器と16万枚の大蔵経 ― 通度寺・西雲庵で出会った静かな驚き

蔵経閣内部の狭い廊下に天井まで積まれた陶磁大蔵経の板(西雲庵)

通度寺(トンドサ)には何度も足を運んでいるのに、その奥の山中に19もの庵(小さな寺院)が点在していることを、私はずっと知らないままでした。ある日、夫が「変わったお寺を見つけた」と言うので調べてみると、場所はユネスコ世界文 … 続きを読む

釜山・広安里のベーカリーカフェで、選んだジャンボンブールがそのままブランチセットに変わった話

BBプレートブランチセット りんごブリーチーズジャンボンブールとスープサラダヨーグルトドリンク付き

広安里ビーチから一本裏の通りを歩いていたとき、焼きたてのパンの香りに引き寄せられて足を止めました。看板には「House of Bread BB」と書かれていて、ガラス越しに見えたのは、ずらりと並んだバゲットやケーキ、そし … 続きを読む

釜山育ちの夫が不思議がった——友人と訪ねた当甘洞の穴場テジクッパ店ソンジョンムンの話

釜山・釜山鎮区・当甘洞の住宅街にあるソンジョンムン テジクッパの外観

釜山に遊びに来た友人を迎えて、旅の最初の一食をどこにしようかと考えていたときのことです。「釜山テジクッパから始めたい」と夫に伝えると、釜山生まれ釜山育ちの彼はこう返しました。「なんでわざわざ食べに行くの?」と。 テジクッ … 続きを読む